ひとりを楽しむ ショローライフ

60歳を目前にカフェを閉店し、ゆるゆると派遣で働く燃え尽きシングル。小さなときめきとデパ地下グルメで、いつまでも若々しく元気に働きたい!!

悠久の時と1秒を争う緊迫感の狭間で。

日々、お客様のかごに入ってくるタケノコ。タケノコ食べたいなぁ、それも焼きタケノコが!と思ったけど、ランチでそんなの食べられるところはそうそうない。


というわけで、星野道夫展に行く前に腹ごしらえと思ってレストラン街を物色すること十数分。タケノコを求めてさまよったけど、なかなかないわね。最終的に寿司の美登利にしようと思ったけど、もう2時に近いのに10組以上待ちだったので、あきらめて盛田へ。魚が食べたかったので、漬け焼きのセットにした。



なんとなくくどそうだなぁとメニューを見たときに思ったけど、実際かなりくどかった。飲みつけない赤だしも煮詰まった?と思うくらい濃かった。しかも、魚は粕漬け。盛田だもん、ちょっと考えたらわかるのに。粕漬けはあまり好きじゃないのだ。香りはよいんだけど味が。日本酒は好きなんだけどな。



でも、いいの。きのうの帰りは売り切れだった魔性のカレンズノアが買えたから。このパン屋はうちのわりと近所に去年か一昨年オープンしたんだけど、早くも百貨店の駅前催事に登場するほど評判みたいでビックリ。イチオシは食パンらしいけど、私はハード系しか食べないので。



枕が長くなったけど、出かけた目的は星野道夫展。

星野氏が遺した写真と言葉で、悠久の地アラスカへの想像力がかきたてられる。




"きっと人間には、2つの大切な自然がある。日々の暮らしの中でかかわる身近な自然、それは何でもない川や小さな森であったり、風がなでてゆく路傍の草の輝きかもしれない。

そしてもうひとつは、訪れることのない遠い自然である。ただそこに在るという意識を持てるだけで、私たちに想像力という豊かさを与えてくれる。そんな遠い自然の大切さがきっとあるように思う。"

~星野道夫の言葉より


まさにそんな時間を旅してきた。


明けて今朝、いきなり現実に引き戻された。定期券を仕事用のバッグに移しかえるのを忘れてて、朝3分ほど歩いたところで気づいてとりに戻った。もう間に合わないかなと思ったけど、必死に走り、ギリギリ地下鉄に飛び乗った。しかし、足腰重くて思ったように走れない。途中つんのめって三段跳びのような状態に(笑)。きょうは、フル勤務なのに、朝っぱらから余計な体力を使ってしまったわ。